【使ってみた】リクルートスーツ無料レンタル「カリクル」とは?無料レンタルできる時代!?
就職活動をする学生にとって、スーツの購入や交通費等で発生する多額の出費は負担が大きいですよね。そんな学生の負担を減らそうと「カリクル(caricuru)」という、リクルートスーツの無料貸し出しサービスが今年10月に始まりました。
今回はカリクルの採寸会へ足を運び、実際にスーツを借りてみた感想やビジネスモデルについてご紹介します。
目次
カリクルって何?
カリクルとは
「カリクル(caricuru)」は、株式会社Cmindが運営する、就職活動を行っている学生に無料でリクルートスーツを貸し出す、業界初のシェアリングエコノミーサービスです。スーツの貸し出し以外にも、LINE上で就職活動に関しての悩み相談を受け付ける他、自己分析サービスも実施しています。
ここでカリクルのビジネスモデルと、就職活動における金銭的な問題について解説します。
カリクルのビジネスモデルとは
リクナビ就活準備サイトによると、就活には10万円以上の費用がかかるようです。内訳は主に交通費、飲食代、スーツ購入費の3つです。特にスーツの購入には数万円もかかるので、金銭的な負担はかなり大きいでしょう。(引用元:https://job.rikunabi.com/contents/howto/217/)
大学入学時にスーツを購入することが多いと思いますが、就活時にはサイズが合わなくなったりデザインが古くなったりという理由で新しく購入する学生がほとんどです。そのため、必然的に出費が増えてしまいます。
そこで、就職活動における金銭面の問題を解決しようとカリクルが誕生しました。
カリクルのスーツレンタルサービスは、提携企業からの協賛費や広告費によって収入を得ることで、学生にスーツを無料でレンタル提供するというビジネスモデルになっています。
「カリクル」を実際に使ってみた
採寸会参加からスーツ到着まで
11月某日に都内で開催された採寸会を予約し、足を運んでみました。採寸会は10時から17時まで開催されているおり、何時でも自分の好きなタイミングで行くことができます。パーカー等の脱ぎづらい服装ではなく、ワイシャツやブラウスといったスーツに合わせやすい服装で行くことをおすすめします。
サービス概要の説明があった後に、自分のサイズに合ったスーツを試着し、最後に受け取り方法を選ぶまで約1時間で終わりました。受け取り方法は着払い(着払い料金は学生側負担)か、Cmind本社(東新宿)での直接受け取りの2種類から選べます。
自宅に届いたスーツの生地はやや薄手でしたが、動きやすい作りとなっています。スカートの丈はひざ上くらいで、就職活動で着るのに問題ないと感じました。特に目立った汚れもなく、破損時のサポートも充実しているので、今後の就職活動でも使ってみたいと思います!
就職活動の終了後に返却する必要がありますが、状況によっては貸し出し期間を最大で2020年4月末まで延長できるので、内定式等で必要な場合も借りることができてお得ですね。
使ってみて良いと感じた良い点
自分の身体に合ったスーツを借りることが出来るので、実際に採寸会が開かれているのは便利ですね。採寸会の予約がLINE上で完結するのは、面倒な手続きがなくて利用しやすいと思います。
さらに、採寸会の様子をSNSでシェアすると、男性はネクタイ、女性はストッキングのプレゼントを受け取ることが出来ます。スーツだけでなく、自己分析シートや身だしなみチェック表など就職活動に役立つグッズももらえます。特に、学生一人ではなかなかやりにくい自己分析やお悩み相談もLINEで気軽にできるので活用しやすいのではないでしょうか。
担当の方が親身になってスーツの採寸から就職活動の相談にまで乗ってくださり、信頼できるサービスだと感じました。スーツの破損時の対応もしているので、スーツが汚れたり破れたりしても安心ですね。
気になった点
スーツは上下セットで貸し出されていますが、女性用に用意されているのはスカートスーツのみです。パンツスーツを好む人は、別途スーツ専門店に行く必要があります。また、男性には裾上げや袖丈の調整が入りますが、女性は袖丈の調整ができません。裾上げなどを希望する人は専門店に行ったほうが良いでしょう。
採寸会は月に1~2回しか開催されておらず、予定をあけておく必要があります。開催地は池袋か東新宿といった都内での採寸が中心となるので、地方在住の人の参加はやや難しいかもしれません。
まとめ
現在、リクルートスーツを借りるという大胆な発想を持っている人は少なく、就職活動に合わせてスーツ一式を購入するという考え方が主流であると思います。しかし、就職活動は交通費をはじめとして多額の出費があり、少しでも費用を節約したいと考えている人も多いのではないでしょうか。カリクルの登場で、学生は金銭的負担を軽減した就職活動を始められますし、就職活動市場に学生負担を減らしたサービスが今後も増えそうですね。
是非参考にしてみてください。
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