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【第1弾】最新事例3選!効率的な未来を創るIoT業界参入の視点とは

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現在、ベンチャー企業を筆頭に様々な企業がIoT(Internet of Things=モノのインターネット)市場に参入しています。IoTは私たちに何をもたらしてくれるのでしょうか?私たちはIoTに何を求めているのでしょうか?今回は「共用施設」に着目し、画期的なIoTサービスを紹介します。

そもそもIoTとは何か


IoTとはInternet of Things(モノのインターネット)の略で、従来はパソコンなどが接続されていたインターネットにそれ以外の様々なモノを接続することを意味します。市場規模は約3兆ドルと言われ、莫大な規模であるため近年とても注目されています。
(詳しくは「ベンチャー企業だからこそIoTに飛び込んで11兆円市場を掴み取れ【前編】」を参照ください。)

IoTの大きな特徴は3つあります。
まず1つ目にモノであればほぼなんでもIoTになりえるという点です。私たちが普段使っているコップやドアといったものまで、インターネットに接続するためのデバイスをつけることによってIoTになりえます。そのため、市場規模がとても大きくなるのでしょう。

2つ目は、データを蓄積するという点です。これは最近よく耳にするビッグデータやAIとも大いに関わってきます。IoTによって集積されたデータが増えれば増えるほどビッグデータとして活用できます。さらに、それをAIに学習させることによってAIはどんどん賢くなっていきます。私たちがIoTを使用しAIがますます進化していくことで、より便利なサービスを生み出すことにつながります。

3つ目は、私たちの生活を便利にしてくれるという点です。IoTで様々なモノがインターネットにつながることで、私たちに様々な情報を提供してくれます。反対に、私たちが今までパソコンやスマホからしか入力できなかった情報も、IoTについているセンサーなどのデバイスを通して送ることができます。IoTは、今まで不便に感じていたことが解決できたり、今まで予想もしていなかった便利なサービスを実現する可能性を秘めているといえます。

では、実際にIoTで私たちの生活がどのように便利になるのかを、多くの人が共通の問題を抱えていると思われる「共用施設」に着目して、最新サービスをみていきたいと思います。

私たちの時間を節約してくれる!最新IoTサービス3選

コインランドリーの空き状況が把握できる「ITランドリーシステム」


普段コインランドリーを使っている方はどのくらいいるでしょうか?一人暮らしの人は特に使うことが多いかもしれませんね。しかし、洗濯しようとしても空いていなくて待たされたり、そもそも壊れていて使えなかったりしないかという不安もあると思います。これを解消しようとしているのがハイアールアジア社が提供している「ITランドリーシステム」です。

コインランドリーに設置している洗濯機に通信機器を取り付けることによって、ユーザー側は店舗情報や現在の空き情報、洗濯が終わった通知などの様々な情報を受け取れるようになります。今までコインランドリーに足を運ばないと知りえなかった情報をスマホなどで確認できるようになるので、時間の無駄が一気に減ります。また、オーナー側のメリットとしては、ICカードを発行してポイントをつけることでリピーターを増やすことができるかもしれませんし、ユーザーの地域や利用頻度などの情報収集業務の効率化にもつながります。ユーザーとオーナー両方の時間の負担を減らしてくれているのがこのサービスです。
普段コインランドリーを使わないよというみなさん、現在約1000店舗が通信機器付きの洗濯機を導入しているそうです。ぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。

トイレの空き状況確認ができる「IoTトイレ」


例えばオフィスやサービスエリアなどの人が多く集まる場所で、トイレに入りたいのに行ったら空いていなかった、という経験は誰にでもあるのではないでしょうか。伊藤忠テクノソリューションズ株式会社が発明した「IoTトイレ」は、社員のそんな経験から生まれたサービスです。

このIoTトイレは、発電パネルと無線が内蔵されているセンサーがトイレのドアの開閉状態を判断し、PCなどから空き状況を確認できるというものです。ユーザー側はトイレの混雑状況や空き状況を、わざわざトイレにいって確認するという時間や手間を省けるのが最大の利点です。もしサービスエリアなどに取り付けた場合、オーナー側はよく利用されている時間帯や、利用人口に対する必要な台数などのデータを得ることができ、今後施設を作るにあたって効率的な資金分配ができるでしょう。トイレはどんな施設にも設置されているため、かなり期待がかかるサービスです。

駐車場の空き状況確認ができる「Streetline」


人が多く集まるイベント会場やショッピングモールでは、車を止められる場所がなくて右往左往…という状況に陥った人は多いのではないでしょうか。これを解消してくれるのがStreetline社が提供する「Streetline」というサービスです。

これは埋め込み型センサーを用いて駐車場の混み具合を把握し、ユーザーに通知するシステムです。ユーザー側は駐車場の空きを素早く見つけることができますし、オーナー側も周りと比べて自分の駐車場だけが使われていない、なんてことになっていないか確認することができます。またこのシステムは業務効率化を図るだけではなく、今後駐車場を貸し出したいという土地の所有者とドライバーを結びつけることにも一役買うようです。自動運転車への注目も増える中、自動車を気持ちよく使えるようにするためのIoTシステムは需要が高まるでしょう。

共用施設における未来のビジネスチャンス

今回は、多くの人が集まる共用施設で起こる時間のロスを解消してくれるようなIoTサービスを紹介しました。考えてみるとこの他の共用施設においてもロスは多く、日常的に多くの人が困っていることを解決することは、とても大きいビジネスチャンスを掴むことにつながるのではないでしょうか。これからIoT業界に参入しようとするならば、自らの普段の行動から徹底的にロスを探し出すことはヒントになりそうですね。

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この記事を書いた人:

石村夏奈子

石村夏奈子

paid学生インターン。写真を撮ること、音楽を演奏することが趣味。教育分野について興味があります。

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