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クラウド上で倉庫の在庫管理から配送まで! 新しい物流システムTRUNK X(トランクエックス)の魅力に迫る

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企業で独自に物流システムを導入するとなると、倉庫やトラックの手配、配送管理システムなどの設備に加えて、十分な人員や資金、スペースが必要となり、非常に大がかりなものになってしまいます。

規模の大きな会社はこうした物流システムを構築できるかもしれませんが、中・小・ベンチャー企業など規模の小さい会社では、手間とコストを考えても現実的ではありません。
そこで今回は、負担の大きい物流システムをクラウド上で完結できるBtoBサービスTRUNK Xをご紹介します。

クラウド上の倉庫TRUNK Xとは?

trunkから生まれたTRUNK X

サイトより引用

https://www.trunk.services/

実はこのTRUNK X 、もとは提供元である株式会社トランクがBtoC向けに展開している宅配収納アプリのtrunkから派生してできたサービスです。これは、自宅の収納スペースを有効活用するために、保管に困っているモノを外部の倉庫に預けて管理することができるクラウドサービスです。

月額500円のワンコインで預けることができ、家計に優しい料金設定になっています。クリスマスツリーやひな檀、子供たちのアルバム、溜まってしまったコレクション…など、かさばる季節もののアイテムや、捨てるには勿体ないけど溜まりすぎてしまったものなど、誰もが保管に悩んだことのあるモノの整理に活用することができます。

また、trunkは2017年9月に株式会社NTTdocomoと提携。「dリビング 」の会員は、trunkを一箱無料で利用できるといった取り組みをしていることもあり、徐々に知名度が上がってきています。(参照:http://special.nikkeibp.co.jp/atclh/ITP/17/nttdocomov1026/)

そんなtrunkで培った独自の物流ノウハウを活かして企業向けに展開されたものがTRUNK Xです。

保管から配送までできるTRUNK Xとは?

サイトより引用

2017年11月にリリースされたTRUNK X のターゲット層は、主に新規事業を立ち上げる事業者や、規模の小さい企業です。TRUNK Xには、入庫・出庫・配送・保管・各種付帯作業(ささげ、検品、梱包、等)の多種多様な機能を備えられており、そのすべてをクラウド上で管理できます。TRUNK Xを使うことで保管・配送業務をアウトソーシングすることができ、より効率的に生産活動が行えるようになります。

トランクは、この新しいクラウド物流システムによって「トラックを持たずにモノを運び、倉庫を持たずにモノを保管し、在庫を持たずにモノを販売する」を実現しようとしています。

活用事例の一つとして、バーベキュー機材のレンタルを行う株式会社デジザーフは、閑散期のみBBQ用品・アウトドア用品の保管・配送をTRUNK Xに委託しています。倉庫やトラックを用意することなく機材の保管や配送ができるので、コスト削減に繋がっているそうです。

TRUNK Xはなぜ注目されるのか?

企業にとって在庫管理というのは非常にロスが大きく、その代表的なものが「人」「費用」「場所」の3つです。
まず「人」。在庫管理は、非常に多くの人手を要します。在庫状況の確認や、適正な在庫数の管理などの点検、在庫の配送をする際も人員を割かなくてはなりません。

そして、「費用」においては、在庫管理・配送のための人権費・倉庫費用、品質管理のための光熱費などを合わせると、在庫金額の15~25%を占めると言われています。このロスは決して小さくありません。

最後に「場所」です。在庫が増えると、おのずと保管スペースを広げる必要があります。新しく倉庫を借りると費用がかさむため、既存の倉庫を整理して空きスペースを有効活用しようとすると、モノを移動させることによって、ピッキングのミスに繋がるケースもあります。そのためモノの整理ができず、既存の倉庫にデッドスペースを作ってしまい、新しく倉庫を増やすことも珍しくありません。

これらのロスを解消し、物流業務を一貫して担ってくれるTRUNK Xは企業にとって大きなメリットになるのではないでしょうか。

TRUNK Xの魅力は?


TRUNK Xの魅力をご紹介します。

臨機応変に活用できる

大型倉庫を借りるほどではないが、商品在庫や備品を一時的に預けておきたい、季節商品をオフシーズンの間だけ片づけておきたいといった、企業の様々なニーズに対応したいという思いから生まれたTRUNK X。そのため企業のニーズを細やかに汲んで、臨機応変に活用できる仕組みになっています。

預けた荷物を写真で確認できる

TRUNK X の特徴は、クラウド上でデータを一元管理するだけではなく、商品一つ一つが高解像度の写真で管理されることです。そうすることで、利用者は商品名と一緒にどれだけの量を預けたかを一目で把握することができます。一つの商品につき全体像5枚を撮影し、いろんな角度で商品を確認できるようになっているそうです。

安心の在庫管理体制

大事な商品を預けるとなると、いい状態で保管されるかどうかが気になるところではないでしょうか。TRUNK Xでは、温度・湿度が完全管理された環境で保管されるため、企業は安心して預けることができます。商品を保管する際に必要な倉庫管理の手間や、十分なスペースを確保する手間をすべて解決してくれます。

配送作業もクラウド上で完結

倉庫出荷の配送手続きはパソコンもしくは携帯端末のアプリケーションで簡単に行えます。急な配送が必要になった場合でも、自ら倉庫に足を運ぶことなくスムーズに対応できます。荷物の預け入れから、保管、配送まですべてがクラウドで完結することはTRUNK Xの最大の魅力といえるでしょう。

革新的なクラウド型収納型サービスから生まれた新しい物流サービス

TRUNK Xは“行き場のない商品を責任をもって守り、世に送り出す”まるでモノにとって駆け込み寺のようなサービスです。駆け込み寺とは、なにか困ったことがあったときに逃げ込んで助けてくれる機関、施設のこと。企業の細やかなニーズや悩みを汲んで、応えたいという思いから作られたTRUNK Xだからこそ、駆け込み寺のようなサービスになりえるのでしょう。
自社の大事な商品の保管場所に困っている企業や、配送システムに悩んでいる企業の皆様は、是非この新サービスTRUNK Xを取り入れてみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人:

山ノ内 綾乃

BtoB事業のサービス営業に魅力を感じています。本屋で書棚を眺めながら癒されています。

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