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入社4年目でエンジニア部門の部長に抜擢!「若手でも活躍できる」会社とは?【ユナイテッド株式会社】

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よく大企業とベンチャー企業の違いとして、「若手でも活躍できる」という点が挙げられると思います。しかし、実際にはどうなのでしょうか。本当に若手でも活躍できるのでしょうか。

そこで今回は、入社4年目で30名のエンジニア部門を統括する部長に就任したユナイテッド株式会社国内アドテクノロジー事業技術開発部部長 川住涼様にお話を伺いました。

入社から部長就任までの経緯や、若手でも活躍できると感じた同社の社風などについてお伺いします。

成果と評価が直結しやすい社風

アドテクノロジー領域の開発を担当

ー川住様はどんな事業を担当されていますか?

「会社としてはスマートフォンのゲームやメディアをやっている事業、アドテクノロジー関連の事業、そしてベンチャー企業への投資をする事業の3つを中心に事業展開しています。その中で私はアドテク事業のエンジニア部門を統括する部長をやっています。

アドテク領域のサービスとして、広告主様向けの広告プラットフォーム (Bypass, VidSpot) と媒体社様向けの広告プラットフォーム (adstir) の両方を持っています。当初からスマートフォンに特化した広告プラットフォームを作っているので、スマートフォン向けの広告や媒体の在庫が豊富というのが強みになっています。」

入社2年目にはマネージャーを経験

ー入社してからはどんなキャリアで進んでこられたのですか?

「最初はDSP (Bypass)の開発チームに配属となり、DSPのWebアプリケーションやバッチスクリプトの開発をやっていました。そのあとDSP、SSPのプロダクトの配信サーバーやインフラを管理するチームを組成するタイミングで、そのチームにアサインされました。そこでインフラの運用構築やRTBのコア部分の開発を行っていたんです。

そこで2年経った頃に、配信・インフラチームのマネージャーをやらせていただくことになり、さらに2年弱ほど経った今年の7月からアドテクのエンジニア部門全体を見る部長をさせてもらっています。」

新卒でもMVPを獲得できる

ー4年目で部長になるのは大抜擢だったと思いますが、きっかけなどはあったのですか?

「仕事のやり方と結果の出方がちょうど合っていたといいますか、やっていたことが成果につながりやすかったということはあると思います。私の場合はインフラのチームにいたのでプログラムそのものを改善して、性能を上げてサーバーの台数を抑えて、インフラのコストを下げていくところが主な成果でした。

それをチームでやることも個人でやることもありますが、そうした結果を評価してもらえるのは会社としての風土でもあります。入社して感じていることでもありますが、成果を上げれば新卒でもMVP(半期に1回の表彰)を取る人もいますし、私よりも若い社員でもマネージャーになっている人もいます。成果と評価が直結しやすいのは大きかったと思います。」

ー部長をやるうえでのやりがいやモチベーションは?

「全プロダクトを見られる立場にいるので、アドテクのすべてに携われるのもやりがいですし、数字に表れやすい分野なのでその数字を改善していけるところもやりがいの1つです。大変なことももちろんありますが、そもそも部長になってまだ2か月経ったばかりなので、これからも部署運営について学ばないといけないですし、もっと生産性の高い仕事ができるようにいろいろ取り組んでいきたいと思います。

最近ですと、弊社は新卒採用に力を入れていて若い社員の比率が高まっているので、研修の体制なども今後いろいろ試していこうと思っています。」

最初から裁量が与えられているのが入社の決め手

ベンチャー企業は挑戦したい人には合っている

ー元々、就活の時点でアドテク領域に興味があったのですか?

「はい。学生時代にデータ検索のアルゴリズムの研究をしていて、検索といえばGoogle、Googleといえばアドテクという感じでアドテクを知るきっかけがあったんです。そしてアドテク領域の企業を中心に就活をして何社か内定をいただいたのですが、その中でもユナイテッドには、若いうちからいろいろな経験をさせてもらえそうだという期待を一番に感じました。

大企業との比較にはなりますが、私自身としては、ベンチャーに入るという選択は間違っていなかったと思っています。やはり最初から与えられる裁量、自由度がとても高いですし、その中でいろいろなことにチャレンジすることで成長ができました。その辺の対応力があることは前提になりますが、いろんなことに挑戦したい人にはベンチャーは合っていると思います。

新卒で就活されている方は、その辺のミスマッチが起きないようにちゃんと納得のいく形で活動をしてほしいです。」

アドテクの面白さはどんな分野にも通用する技術力

ーアドテクに興味を持つ学生は多くない印象ですが、アドテクの面白さは何でしょうか。

「アドテクは、サーバーサイド技術の集合体なので、一見華やかさはないかなという気はします。ただ実際、そこで使われている技術は高トラフィックやビッグデータを扱うものなど、どんな分野にも通用する技術です。そういう技術力を身に着けるという意味では、すごく面白さがありますね。

特にアドテクは機械学習と相性のよい分野で、広告のクリック率の予測や、どういうクリエイティブバナーを出せば一番効果がでるかといった統計に機械学習を使えます。弊社もデータサイエンティストのチームがあって、広告の配信結果を分析して機械学習の予測モデルを改善するなど、広告効果の改善に取り組んでいます。」

ー最後に、今後のキャリアアップについてどのように考えているか教えてください。

「僕は当初から経営者というタイプだとは思っていないですし、よもや自分が部長をやるとは思っていませんでしたが、しっかりと技術に軸足を置いていろいろなプロダクトに携わっていけたらいいなと思っています。

また私の部署としてはアドテクの各事業部が持っているプロダクトの開発を担っています。今既存のプロダクトを伸ばしていくのはもちろん、新規のプロダクトを作っていくことにもなると思いますし、そのあたりの開発にも対応できるような体制作りをやっていきたいと思っています。」



ありがとうございました。
川住様のお話を聞いて、若手でも活躍できる会社には、裁量を与えられていることや、成果がしっかり評価される風土であることが背景にあるのだと感じました。ただ、与えられた裁量の中で自ら挑戦していかなければもちろん成果は出ませんし、評価もされません。その環境を楽しめるかどうかも、成果を残すこと以上に活躍できる若手の重要な要素ではないでしょうか。

エンジニアを目指している就活生のみなさん、こうした企業もぜひ参考にしてみてください。

会社名
ユナイテッド株式会社
住所
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-2-5 MFPR渋谷ビル(旧:アライブ美竹) 9F受付・10F・12F
事業内容
アドテクノロジー事業・コンテンツ事業・インベストメント事業
URL
https://united.jp/
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この記事を書いた人:

高澤夏紀

普段はPaidのWeb集客を担当。ビーチバレーが趣味。より多くの方にご覧いただけるメディアを目指して邁進します。

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