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たった3ステップでホームページが作れる「One Page」とは。プロダクトオーナーにインタビュー

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人手が足りない中小企業やベンチャー企業の方々は、ホームページやランディングページを自社で作るとなると苦労しますよね。急遽ページが必要になったときや予算をかけずにページを作りたいと思ったときに、Webの知識やスキルがなくても簡単にページが作れたら・・・。そんなふうに思ったことはありませんか?

「One Page」ならWebの知識がなくとも、たった3ステップで簡単にホームページが作れてしまいます。

そこで、今回はOne Pageを提供する株式会社ベーシックのferret One部ディレクター 福田ひとみ様に、One Pageの立ち上げの経緯やサービスの特徴、今後の展望についてお話をお伺いしました。

One Pageの立ち上げについて

プロダクトオーナーである福田様の経歴

――まず、福田様の経歴について教えてください。

「私はもともと、弊社のWebマーケティングツール「ferret One」事業のイベント周りを管轄するチームでアルバイトとして働いていまして、昨年社員として登用され、その時にプロダクトチームにアサインされました。そこからferret Oneの機能開発などを担当していましたが、One Pageの立ち上げの話が持ち上がった時に今のプロダクトオーナーのポジションに抜擢されました。

エンジニア、デザイナー10名ほどと、マーケティング担当と私を含めて合計12人程度でOne Pageを運営しています。開発の経験がない中で、エンジニアさんデザイナーさんたちと関わりながら仕事をすることに非常にやりがいを感じています。」

3ステップでページが作れるOne Page

――One Pageの概要と、立ち上げについて教えてください。

「One Page(https://one-page.cloud/)は簡単に言うと、『たった3ステップで1枚完結型のページが作れる』といったサービスです。例えば、イベントの告知ページやや会社のHP、集客やお問い合わせ用のLP(ランディングページ)などを作成することができます。

弊社では、「ferret One(https://ferret-one.com/)」というウェブサイト製作のCMSやアクセス解析、メール配信、フォーム作成など、ウェブサイト運用に必要な機能をだれでもかんたんに利用することができるオールインワンマーケティングツールを提供しています。ウェブマーケティングを始める上で必要なものは全て揃っているので、すぐに専任を就けたり体制を整えることが難しい企業様にも導入していただきやすいところが強みなのですが、ミニマムに始めたい個人や小規模の法人様、単発のイベント用にスピーディーにページを用意したい方など、ライトなニーズを持つユーザーにとっては少し機能過多でもありました。

そこでそういったユーザのために、簡単にページを作成できる機能だけを切り出して無料で使っていただけるサービスを提供しようということで、One Pageを立ち上げることにしました。」

One Pageの強みは3ステップとテンプレート

――One Pageの強みを教えてください。

「まず『3ステップ』でページが作れるというところですね。
今までサイト制作をしたことがないユーザは、そもそもページを作る手順がわかりません。ですから、①利用シーンを選ぶ⓶デザインを選ぶ③テンプレートのテキストを編集する―という3ステップだけで簡単に作成できる設計にしています。

そこで特に力を入れているのが利用シーンを想定したページ構成のテンプレートです。利用シーンに適した構成で例文もあらかじめインサートされているので、キーワードを挿入したり少し文章を編集するだけでページが完成します。

これは、登録会員数40万人を誇るWebマーケティングメディア「ferret」(https://ferret-plus.com/)を運営してきた中で得たノウハウを反映しており、デザイナーやエンジニアのリソースは足りないけれど明日にでもページがほしいような喫緊な状況でも、最低限の時間とリソースで最大限の効果を得られるページ作成を実現します。

ビジネスモデル、今後の施策について

ユーザーのニーズによって異なるプラン

――無料・有料プランにはどのような違いがあるのでしょうか。

「無料プランはシンプルにページ制作がしたいと考えているユーザー向けです。いろいろなGoogleフォントや画像素材など、すぐにページ作成に取りかかっていただけるための機能を多く開放しています。

有料プランは、独自ドメインが取得できたりiframeのタグが埋め込めたりなど、より専門的な機能も使えます。これは自身のページをビジネス的な用途で活用したいと考えている、Webリテラシーが高めの方に向けたプランになっています。

実はちょうど先月から有料プランの提供を開始したばかりなので、今はユーザーにどんなニーズがあるのかを見ています。そこを測っていき、今後は有料プランユーザー限定のイベントの開催や操作面での丁寧なサポートの提供など、さらに良い有料プランにしていきたいです。」

潜在的なニーズをつかむ

――どんなユーザーをターゲットにしていきたいですか。

「集客をしたいと考えているけど、そこに気づけていないユーザーを狙っていきたいですね。そういった方が無料プランで入って実際にページを制作すると、だんだん制作したものをどうやって使うかというところに思考がいくと思います。

こうして集客に対するランクが上がることで、ユーザー自身の体験も向上するので、まずは集客をしたいけどどうすればいいかわからないという方に無料プランを使っていただいて、その先によりレベルの高いWebマーケティングの手段もご提供できる環境をご用意しています。」

今後のサービスの展望について

ユーザーにとって使いやすく便利なサービスに

――今後サービス内で改善していきたい部分などはありますか。

「ユーザー様から管理画面についてご意見をいただくことがあるので、今はそこを見直しています。もともとはferret Oneの機能をそのまま使っていることもあり、ferret Oneのユーザーのリテラシーに合わせて作られているので、One Pageのライトユーザーにも分かりやすいようにしていきたいです。

また、今後より便利になるような機能を拡充していきたいです。現時点ではWOVN.ioという多言語化サービスと連携していますが、今後は例えば自社のサービスであるフォーム作成管理ツール「formrun(https://form.run/ja)」や、Webマーケティングメディア「ferret」との連携も強化していければと考えています。」

日本産のLP作成ツールとして確立したい

――今後の展望を教えてください。

「サイト制作のサービスでは競合が多いので、どこで差別化をしていくかに焦点が当たりますが、ベーシックとしては日本産のLP制作に特化したクラウドツールというポジションを確立したいと思っています。

海外にもLP制作のサービスはいくつかあるのですが、海外のツールに抵抗がある方は日本産のツールの方が安心すると思うので、今後のサービスの方向性としてはそちらに持っていきたいですね。」


福田様、貴重なお話ありがとうございました。
ユーザーのことを第一に考えて、より簡単にページを制作できるような仕組みや、ユーザーにとって便利なことは何かを常に考えておられるのだと感じました。
3ステップで簡単にサイト制作ができるので、サイト制作にお困りの中小企業やベンチャーの方はOne Pageを使ってみてはいかがでしょうか。

https://one-page.cloud/campaign/referral

ちなみに、One Pageでは現在紹介キャンペーンを行っており、通常の無料プランだと月3件までしかページの公開ができませんが、新規のユーザを紹介すれば紹介者と登録者の双方にページの公開上限が1件増えます(上限15件まで)。みなさんも登録してみては!

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この記事を書いた人:

矢ヶ部優兵

Vacksインターンです。新しいテクノロジーに興味があります。70、80年代のハードロックが大好物です。

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