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HR Techでトップを目指す!人事評価で企業を活性化するHRBrainとは?【HRBrainインタビュー】前編

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2018年5月31日の衆院本会議で、自民、公明両党などの賛成多数により働き方改革関連法案が可決されました。
この働き方改革によって大きな影響を受けるのは企業の人事部です。これまでの業務である採用、人事配置/評価に加え、働き方改革後は労働時間の多様化への対応や各種制度の変更対応をしなければなりません。

こうした状況下で人事部の負担を減らそうとサービスを提供しているのが株式会社HRBrainです。

同社はHR Tech(Human Resource Technology)によって人事業務を効率化する、人事評価クラウドサービス「HRBrain」を提供しています。今回は代表取締役社長である堀 浩輝様に、サービス内容や経営理念を中心にお伺いしました。

HR Techでトップを目指す株式会社HRBrain

起業しようと思ったきっかけ、経緯

―まず、堀様が起業しようと思ったきっかけをお聞かせください。
「起業は17歳の時に決意していました。ソフトバンクの孫さんや楽天の三木谷さんなどの起業家が若くして活躍しているのをリアルタイムで見ていて、非常にかっこいいと思っていました。

その頃部活でサッカーをしていましたが、残念ながらプロを目指せるわけではありませんでした。他のもので1位になりたいと考えたときに、起業家として昇りつめたいと思ったのがきっかけです。

大学卒業後、株式会社サイバーエージェントに入社し、Amebaの事業部長も経験しました。丸5年ほどプロデューサー業、ものづくりと組織マネジメントに携わりつつ、起業の修行として社長の藤田さんの観察をしていたんです。そして迷惑のかからないタイミングで、かつ出来るだけ早く起業したかったので27歳の時に起業しました。この時にはまだ何をするか決めておらず、いくつかのネタからどれにするか悩んでいる状況でした。」

経営理念、スローガンについて

―事業が決まっていないなかで、どんな経営理念、スローガンの会社を作っていこうと思ったのですか?
「『社会課題をユーザー目線で解決する』という理念を掲げています。どんな企業であれ、様々な決断や問題解決を日々行っています。そうした問題が社会にとってより大きな課題、難しい問題である方が解いていて楽しいですよね。そういう視点で考えたときにHRは取り組みがいのある大きなテーマだと思い、今はそこに力を入れています。」

本田圭佑氏とのご関係と「ケイスケホンダ賞」とは

―サッカー日本代表の本田圭佑氏から出資を受けていると伺いましたが、どんなご関係なのでしょうか。
「本田さんは高校時代に所属していた部活の先輩です。私が起業した後に本田さんが仲間の経営者と繋がっていることが分かり、資金調達のタイミングでもあったので、コンタクトを取って再会しました。

そうした縁もあり、当社ではMVPを『ケイスケホンダ賞』という名前にしています。圧倒的結果やパフォーマンスを体現したメンバーにのみ与えられる賞で、不定期で決定します。」

力を入れているサービスとは?

人事業務を大幅に効率化するサービス!「HRBrain」


―HRBrainとはどのようなサービスなのでしょうか。
「人事評価のクラウドサービスです。煩雑になりがちな社員の目標設定や評価の管理をデータ化することによって効率化し、人事部の負担を減らすことを目的にしています。

従来の社内システムは使いにくいものが多く、“これも仕事だから…”と仕方なく使っている場合が多いように感じていました。HRBrainを導入していただいている企業の多くがベンチャー企業なのですが、UI、UX(使い勝手)を特にご評価いただいています。もともと一般消費者向けのサービスを提供してきたことで培った経験も活かしました。」

―機能面ではどんな特徴があるのでしょうか。
「目標管理の方法は世の中にいろいろあるのですが、人事の方はどういうフレームワークが自分の会社に合っているか悩んでしまうものです。HRBrainの中には、OKRやMBOといったフレームワークのテンプレートがあらかじめ用意されています。そして、弊社のカスタマーサポートチームと相談をしながら、そのフレームワークを必要に応じてカスタマイズして導入できるのは特徴的な点です。

Googleやサイバーエージェントといった会社が使っている目標管理の方法を、翌日には自社に導入できるようなイメージです。しかもそれが低コストでできるというのはHRBrainの強みでもあります。

あとは、その目標設定から1on1の記録や評価、集計などの一連のプロセスにおいて、効率化につながる機能がたくさんそろっています。」


前編はここまで。
起業にいたる経緯や「HRBrain」のご紹介をさせていただきました。後編では人事領域の従来の課題やそこでHRBrainが提供する価値、HRTechの今後の展望についてお伺いします。

後編はこちら

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この記事を書いた人:

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