大注目動画コンテンツ「TikTok」の魅力とは?企業プロモーション事例4選
YouTubeで動画を見ようとすると、動画再生前に数秒の広告が流れませんか?その中でも特にTikTokを利用した広告が最近増えていると感じている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、話題となっているTikTokを活用したプロモーションについてご紹介します。
目次
「TikTok」とは
サービスの概要
「TikTok」とは、Bytedance株式会社が提供するショート動画配信サービスです。2016年10月にサービスが始まり、現在は世界で2憶ダウンロードを突破するほどの人気コンテンツとなっています。日本でも10代の若者の利用数が増加しています。
TikTokの利用方法について
TikTokに投稿する動画自体は15秒ほどの長さのものです。
まずシーンに応じて好みの音楽を選びます。次に動画スピードや自分の顔にかかるARスタンプ(動物など)、美白加工の有無、フェイスラインを選んで、自分をどう見せるかを考えます。あとは選んだ音楽から利用したい部分を選んで撮影開始です。
撮影後は逆再生のようなタイム効果や、フィルターをかるなどの編集ができます。全ての編集が終わったら動画をタイムライン上にアップロードでき、連携したTwitterやFacebook等のSNSにもシェアすることができます。
タイムライン上では他の利用者の動画も自由に閲覧でき、気になった利用者のフォローが可能です。様々なハッシュタグ(#)とともに、多くの動画がアップロードされています。
TikTokの利用が増えた理由
動画を投稿するのに抵抗がない
従来の動画投稿サービスでは、どのようにして動画を面白く見せるかが求められており、編集に凝る人も多いです。そのため、動画編集では発想力が求められると考える人も少なくないでしょう。しかし、TikTokにはあらかじめ音楽が用意されており、自分で声を発さずに口パクだけで動画作成ができます。誰かの投稿の真似をするだけでもいいので、非常に動画を投稿するハードルが低いといえます。
動画編集が簡単
投稿する動画の長さが15秒と短く、あらかじめ音楽や動画のテンプレートが用意されているので、アプリ内で簡単に動画を編集することができます。スローで撮影したものを2倍速再生にできたり、エフェクト効果を多用したりと奇抜な演出もできるので、個性豊かな動画を作ることも難しくありません。
企業がTikTokを活用するなら、CMソングを利用した動画が投稿できそうですね。
インフルエンサーや芸能人も使い始めたこと
人気のインフルエンサーや芸能人もTikTokを利用しています。例えば先日PerfumeさんがTikTokを始めたというニュースがありました。きゃりーぱみゅぱみゅさんに影響され、自分たちのダンスを動画上で多くの利用者に見せるために始めたとのことです。
人気の芸能人が利用していると、若者も真似して動画を見る、あるいは作ろうとしてTikTokの利用者が増えたと考えられます。
TikTokを活用したプロモーション活用事例4選
このように特に若者の間で流行しているTikTokですが、テレビ局がTikTokを用いてドラマの宣伝をするCMを放映するなど、企業でのプロモーション利用も増えています。ここでは実際に企業で行われているTikTokを活用したプロモーション事例を紹介します。
サントリーホールディングス「ペプシお祭リミックス」
「ペプシJコーラ」という新商品の販売に合わせて、今年4月から石川さゆりさんや浅川梨奈さん等が出演するキャンペーン動画にTikTokが利用されています。動画は第1弾から第3弾まで配信され、若者向けに商品をPR。9月までにシリーズ動画累計再生回数は1,800万回を突破しました。多くの若者が真似しやすいダンスをTikTok内で取り上げたため、周知されたのではないでしょうか。
ローソン「#いつでもLチキチャレンジ」
ローソンの人気商品である「Lチキ」の音楽をTikTokに楽曲提供し、音楽に合わせてLチキを食べてもらおうというキャンペーンです。こちらも真似しやすいダンスが話題を呼んでおり、Lチキの購入につながっています。
LINEバイト「#テンアゲバイト」キャンペーン
LINEバイト株式会社ではアルバイトの楽しさを躍りで伝える「テンアゲバイトダンス」をTikTok上に公開しました。芸人の狩野英孝さんを起用し、アルバイトの楽しさとLINEでアルバイトを探せるLINEバイトならではのスピード感を表現したダンスとなっています。動画内でのダンスや音楽が働く面白さを伝える動画になっています。
日本テレビ系ドラマ「獣になれない私たち」
2018年10月から12月まで日本テレビ系列で放送されたドラマ内CMでもTikTokが活用されています。ドラマの登場人物が、悲しい気分を表すためにTikTokを使うというコラボCMです。同CMでは、TikTokが様々な感情を表すのにも利用しやすい点を表しています。またドラマの登場人物が利用することによって親近感が生まれ、視聴者に合わせたプロモーションにつながっているといえます。
まとめ
このようにTikTokを活用したプロモーションは多くの企業で利用されています。SNS運用やTV等の広告だけでなく、簡単に動画編集および配信ができるTikTokを用いることで、企業の商品やブランドイメージに合わせた個性豊かなマーケティング活動につながります。一度利用してみてはいかがでしょうか。
※引用している画像につきまして使用上問題のある場合はご連絡いただければ削除など対応いたします。
人材確保・生産性UPを支援するBtoB決済
Paidで面倒な決済業務をすべて自動化。貴重な人材を有効活用できるので、生産性向上につながります。