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小手先の働き方改革では意味がない。社員が本当に働きやすい空間を実現「株式会社Phone Appli」【後編】

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前編では、株式会社Phone Appliの企業理念や独自の組織体制についてご紹介しました。

前編はこちら
自社が見本となって働き方を改革する!社内コミュニケーションに変化を促す「株式会社Phone Appli」【前編】

後編では、同社が展開するサービスの詳細と今後の展望、そして最大の特徴であるオフィス『CaMP』についてお伺いしていきます。

Phone Appliが提供しているサービス

連絡とれるくん・居場所わかるくん

-フリーアドレス制度でも円滑なコミュニケーションをとれるのが「連絡とれるくん」とのことでしたが、具体的にはどんなサービスなのでしょうか。
「『連絡とれるくん』は、紙の内線番号やメールアドレスといった社員の連絡先、そして個々人が管理している顧客情報など、「社員」と「お客様名刺」の連絡先情報をクラウド管理ができるWeb電話帳です。

多くの企業では、社員の電話番号やメールアドレス、席の場所などの情報がそれぞれ内線番号表や座席表などでバラバラに管理されてしまっています。そういう連絡先にまつわる課題をクラウドで解決することができるのがこのサービスです。

また顧客の連絡先や従業員の連絡先をスマートフォンのローカルに保存していると、スマートフォンを落としたら情報漏洩のリスクがあります。これも情報をクラウドに置くことによって解決できます。

つまり、ローカルに連絡先を残さず、従業員の名前やキーワードだけでその人を探して、簡単に電話やメールができるようになるというのがメリットです。さらに、「居場所わかるくん」を併用して使うと、誰かに会って話がしたいと思ったときに、その人がオフィスのどこにいるのかも分かります。

これらを使うことで、フリーアドレスでも連絡が取りたい社員の状況を見て連絡が取れるようになり、コミュニケーションがとりやすくなります。」

キャンプ場やレストランのような職場「CaMP」

-貴社の特徴的なオフィス『CaMP』についてお聞かせください。
「今の働き方改革では残業時間の削減を目指している企業が多いですが、仕事も残っているのにただ早く帰るだけでは意味がありません。我々が考えている働き方改革は、企業の価値の向上です。

企業の価値というのは株価や利益といったものに加えて、企業価値が高い会社は良いサービスがどんどん生み出される会社だと思います。そういう会社になるためには、社員の力を最大限に引き出してつなぎ合わせることが重要です。そして、そのためには社員が健康でパフォーマンスが出せる環境が必要なのです。

そこで生まれたのが、最高のオフィス空間と日本一のIT環境を融合させた『CaMP』というオフィスです。『CaMP』とは、Collaboration and Meeting Placeの略で、“一緒に価値を生み出すために気軽に会って話せるオフィス(場所)”というコンセプトになっています。アウトドアとテクノロジーで働き方を変革するスノーピークビジネスソリューションズと提携し、“キャンプ場”のように自然の中で人が集まりやすそうなオフィスを目指しています。

そして、一番のメリットは自分が一番力を発揮できる場所を選べることです。みんなで会って話したいと思ったらファミレスで学生が勉強するような空間をイメージしたファミレスエリアを使い、集中したいと思ったら個室のパーソナルエリアを使うといった選択ができます。もちろんフリーアドレスなので簡単に移動でき、そのときどきで自分の力を発揮しやすい場所を自分で選べるオフィス設計になっています。


↑部屋間をつなぐ電子ホワイトボード!リアルタイムで情報交換ができます。


↑オフィス内に、テントが張られていました…!見ているだけでも元気になれそうです。


↑ファミレスのような席も!グループワークなどに最適な空間だと思います。

-オフィスツアーも開催されているとのことですが、どれくらいの企業が見学されているのですか?
「これまで800社近くの企業に来ていただいています。見学に来てくださる企業はベンチャーから大手まで様々です。例えば、大手企業では役員の方が全員いらっしゃってビデオ会議を参考にされたり、ベンチャー企業であればオフィス移転のタイミングで相談しに来ていただいたりしています。」

働き方改革の本質は生産性を上げること

-現在、新しく取り組んでいることはありますか?
「今世の中にある働き方改革は、例えば在宅勤務やフリーアドレスを導入するといった、何となく上物っぽい、派手派手しい印象があります。でもよく考えると、働き方改革というのは、今の仕事の生産性を高めていかに効率的にやるのかが本質だと思うんです。

そうなったときに、社員が何の業務に何時間使っているのかを把握しているかというと、把握できていない企業がほとんどです。そこで、それを見える化し全社員の働き方を分析しようということで開発しているのが、マイクロソフトのOutlookなどのスケジュール管理ツールと連携させて使える『行動かえるくん』です。

あらかじめ『行動変えるくん』で予定を分類するためのタグ、例えば「ドキュメント作成」「調査・研究」「企画書作成」といったタグを用意し、予定を入れる際にそのタグを選択して登録します。

そうするとその予定にタグが付いて、ダッシュボードで全社員がどういう業務にどれだけ時間をかけているかが一覧で分かるようになるという仕組みです。どの社員も時間がかかっている業務が分かれば、それを効率化するために解決すべきことが洗い出せます。」

-最後に、貴社の最大の強みは何でしょうか?
「私たちは、自社が実験台となってサービスを導入することで、常に肌で感じたことを商品改良に反映できます。ですので、それらがサービスの効果の証明となり説得力の高いサービスを提供できていることが、一番の強みであると考えています。

そもそも企業のコミュニケーションを130名の社員全員が真剣に考えている会社は他にいないと思います。「こんなアプリを3人で作ってみました」となっても、我々の熱量には敵わないと自負しています。

働き方改革を本気で考えている人の集まりが競争力の源泉となり、それをお金が取れる形で体現したのがクラウドWeb電話帳サービスの「連絡とれるくん」なのです。」


石原様、貴重なお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。

常に現場で働く人たちのニーズを理解し続け、それを活かしているからこそ、多くのクライアントに導入されているのだなと感じさせられました。また石原様のお話からは、いかに社員間のコミュニケーションや働きやすい空間を大切にしているかが伝わってきました。

自社の働き方改革で悩んでいる方、今のオフィス空間を一新させたい方は、Phone Appliのサービスや働き方を参考にしてみてはいかがでしょうか。

会社名
株式会社Phone Appli
住所
〒108-0014 東京都港区芝5-13-18 Ichigo Mita Building 8F
事業内容
連絡とれるくん(クラウド電話帳サービス)等クラウドサービスの企画・開発・販売、アプリケーション開発・販売:Cisco Unified Communications Managerはじめ各種IP-PBX対応アプリケーションの開発・運用、各種IP-PBX設計・構築・保守、その他通信設備工事
URL
https://phoneappli.net/
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この記事を書いた人:

芳山大雅

芳山大雅

Paid学生インターンです。海外旅行が好きで、それぞれの国の文化に興味があります。

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