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優秀なAIと共存して、働き方改革を目指していく!【株式会社ティファナ・ドットコム後編】

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前編では、株式会社ティファナ・ドットコム様が提供する、AIで人手不足解消を実現するサービス「AIさくらさん」の特徴や利用事例についてご紹介しました。

前編はこちら
人材不足を解消してくれるサービス「AIさくらさん」を提供【株式会社ティファナ・ドットコム前編】

後編では、同社が考える現在の働き方改革に対する問題点やその具体的な解決策、そして今後の展望についてお伺いしていきます。

働き方改革について

AIを導入して効率的な働き方を


-貴社は、日本における現状の働き方における問題はどのような点にあるとお考えですか?
「私達が「AIさくらさん」提供し始めてから感じているのは、とにかく人口が減っていてかつ高齢化も進んでいるので、労働力が減少しているのが一番の問題点であるということです。今は外国人の雇用によって何とか労働力をまかなっていますが、短期的な解決にしかなりません。

企業として存続していくには、短期的ではなく、中長期的な解決が必要になります。ですが、皆さんなかなか長期的な策は考えられておらず、まだ手を打てていない状況だと思うんです。

そこで効果的な対策となるのが、AIの使用なのではないでしょうか。メディアではよくAIに仕事が奪われると煽っていますが、そういうネガティブな考え方ではなく、自分たちの働き方をより良くしていくものだと目線を変えていただきたいです。

実際に仕事が奪われてしまうという感覚は、現場の人たちにとっては恐怖でしかありません。しかしそうはいっても、現場には人が足らず、残業してまで仕事をしなければならない状況もあります。この相反した関係のせいで、なかなか根本的な解決策としてAIの導入に踏み込めていないのだと思います。」

-人手不足解消のためには、AIの導入が効果的であると。
「みなさん即効性のあるものであれば手を付けようとしていると思います。例えば、外国人の雇用であれば比較的簡単に採用できますし、単純に労働力が増えるわけです。ですが先々のこととなると、投資をするのに抵抗を感じるのかもしれません。

ですが、AIを導入した方が絶対に良い恩恵を受けるんです。AIは、ずっと学習を続けデータも蓄積され続けていくので会社の資産になっていきます。また従業員のように辞めることもありませんし、事故や産休で急に働けなくなってしまっても、AIは働き続けてくれます。24時間365日働き続けたとしても、労働基準法に違反するわけでもないですから、従業員を増やすよりもAIを活用する方が効率的だといえます。」

メンタルヘルスケアにもAIを活用


-「AIさくらさん」ではメンタルヘルスケア機能の提供も開始されたそうですが、ヘルスケアも働き方改革には重要ですよね。
「「AIさくらさん」は店舗などの導入も増えていますが、利用ケースとしては従業員の方々がいつでも問い合わせできる窓口の役割として入れてもらう機会が多いです。

従業員の方が「AIさくらさん」に聞いたことはログとして残るのですが、それを分析すると何割かは「仕事がつらい」といったネガティブな意見が入っていました。これはどの企業にも発生している現象です。

今までの「AIさくらさん」では、データは取得できてもそれを解決する術はありませんでした。ですが、担当の方とお話していくと、このままで良いのかという想いが強くなりました。この問題に対して、何かしらの解決の糸口を見つけたいと。そこで「AIさくらさん」がネガティブな気持ちを抱えている従業員と心療内科の橋渡しができるようになればいいと思い、「メンタルヘルス機能」を搭載しました。

もともとWeb制作事業で、精神科の先生たちと一緒にストレスチェックのシステムを開発していたこともあり、その時のつながりのある先生たちのノウハウをもとに、精神面でのケアをAIに置き換える仕組みを実現しました。例えば問診したときに、この質問に対してこの返答があったら睡眠障害の疑いがあるとか、鬱の可能性が高いといったアルゴリズムを「AIさくらさん」に覚えこませています。

そうすると、ネガティブなコメントが来た際に「AIさくらさん」が相談にのってくれたり、適切なアドバイスをくれるようになります。そして従業員の精神状況を把握し、もし相談者本人が希望する場合、人事の方にも相談の提案をします。人事の方はどちらかというと採用に力を入れてしまっていて、メンタルヘルスの部分まで把握できていないことが多いと思いますが、「AIさくらさん」を導入することでそういったマイナス面を改善することができるのです。」

今後の事業展開について


-今後の取り組みや新たなサービスの展開についてお聞かせください。
「より一層人が足りないという状況がやってくると考えられます。私達は様々な業種・業態に参入していけるビジネスなので、「AIさくらさん」を提案する機会が増えていくと思います。また「AIさくらさん」自体が学習する以外にも、IoTやロボットなどの新たな技術と連携していけば、さらにいろいろなことが出来るようになると考えています。

例えば、介護事業。IoTやロボットと連携すれば、目の前に立っている方の体温や心拍数が計測できるようになり、一瞬で健康状態が把握できるようになります。そうすると、その方に異常値が出ていたら「AIさくらさん」が声をかけて、何も応答がなければ介護士さん方に通知がいくといった、見守り機能をつけることも考えられます。また会話の仕組みをもう少し改善していければ、認知症の防止・改善にも使えるかもしれません。

そうした社会にもっと根付くようなビジネスにしていきたいですね。今後も高齢者の数は圧倒的に増えていきますが、一方でご家族の方は働いていて介護ができないという現状なので、そこに少しでも貢献できればと思います。」

-最後に、株式会社ティファナ・ドットコムが目指す「理想の働き方」を教えてください。
「AIと人間が共存できる働き方にしていきたいと思っています。今、5人の人が5人分の時間を使って仕事をしていますが、今後人手不足で働ける人が2人になったとしても、足りない3人分はAIが補っていければいいなと。

また、これからは人間はAIに指示を出すだけで作業自体はAIが行い、人間がよりクリエイティブな仕事に時間を割いていけるような、AIとの共存的な働き方が必要になってきます。そういったときに、なるべく優秀なデジタル社員がいた方が企業は助かるので、「AIさくらさん」に色々な学習をしてもらって、多くの立ち振る舞いができるようにしていきたいと考えています。」


横山様、非常に貴重なお話をありがとうございました。
私自身もニュースなどから、AIに仕事を奪われると多々言われてきて不安を感じてきました。しかしインタビューを通じて、AIは私たちのためになってくれているということに気づかされました。もしAIの導入に踏み込めていなかったりAIに対して疑心暗鬼になっている方は、騙されたと思って「AIさくらさん」に会いに行ってみてください。

会社名
株式会社ティファナ・ドットコム
住所
153-0044 東京都目黒区大橋2-22-7 村田ビル5F・6F・7F・8F・10F
事業内容
Web制作事業、人工知能(AI)戦略事業
URL
https://www.tifana.com/
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この記事を書いた人:

芳山大雅

芳山大雅

Paid学生インターンです。海外旅行が好きで、それぞれの国の文化に興味があります。

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