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連続起業に込めた思いとは?信念を貫く起業家に直撃!【playground株式会社インタビュー前編】

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今回は、エンターテインメント業界に特化して、電子チケットなどのデジタル技術を提供しているplayground株式会社の代表取締役、伊藤 圭史様にお話を伺いました。伊藤様は同社が2度目の起業になるという珍しい経歴の持ち主です。そこで前編となる本記事では連続起業に込めた思いなどを語っていただきました。

起業にいたったきっかけとは?

起業までの流れ

―ご自身の経歴や起業までの経緯を教えてください。
「起業は大学時代から考えていました。でも周りの天性の商才に溢れる同世代の起業家たちを見て『自分は一度大企業を経験したほうがいい』と考え、”世界一成熟している”と感じたIBMに入社しました。IBMではCRM・マーケティングを中心にシステムや戦略コンサルティング業務に従事していました。素晴らしい上司や同僚、機会に恵まれてずっといたいとも思うようになっていたのですが、友人からの誘いを受けて起業することにしました。」

―では、起業するきっかけも大学時代の経験からですか?
「いえ、起業のきっかけは中学時代まで遡ります。私は昔からイベントを企画して多くの人の喜ぶ顔や驚く顔をみることが好きで、中学時代には文化祭で2つの企画を作って大きな反響を得ることができました。それが私の原体験ですね。以来、将来はテレビプロデューサーになりたいと考えていました。

しかし、大学に入学した夏、ライブドア・堀江貴文氏が『プロ野球球団を買う』というニュースを見て考えを変えることになります。当時、部活一本で世間知らずだった私にとってゲームの世界でしかありえない選択肢を提示する彼を見て、向こう10年の一番面白い企画は『起業』にあるんじゃないか、と思ったのです。
翌日には、よくわからないまま「起業したいんです」と言いながら走り回る日々をスタートさせてました。」

時代が起業家を育てた


―起業の時代になってきたということですか?
「はい、起業は高度成長期においては『脱サラ』と表現されてきました。当時は、起業家が少なくとても珍しい存在だったんじゃないかと思います。

しかしインターネットの普及によって起業が企画に近い感覚で比較的容易に出来るようになりました。そういった環境になると起業に対して熱気がある人たちがどんどん出てきて、それに触発される人たちも出てくる。私もその中の一人ですね。」

2度の起業に込めた思いとは?

IBMでの経験を活かして、1度目の起業

―伊藤様は2度の起業を経験なさっていますが、2度の起業に込めた想いは何ですか?
「1度目の起業は、友人の起業を手伝う形ではじめたものでした。当時、私はIBMで実店舗のデジタルマーケティングの研究をしていたのですが、古い友人が似たような領域で事業を始めるような話を持ってきたのでお手伝いすることになりました。この事業はお陰様で沢山のお客様に支持していただき、2014年にはトランスコスモス株式会社に買収いただくこととなりました。」

1つ目の事業を続けなかった理由


―なるほど。ではなぜ二回目の起業をしようと考えたのですか?
「色々ありますが、一番は売却して2年くらい経ち、会社が『どんなビジネスを企画するか』という段階から『どうやってビジネスを伸ばしていくか』にシフトしていたからだと思います。
私の起業の目的は『世間にまだない新しい企画や発想を発信したい』なので、それが段々と世間に浸透していくなかで私の役割が一段落したと感じたことや周囲の理解が得られたので新たな事業を始めることにしました。

私の人生のテーマは『自分がいなければ存在しなかったものを作る』というものです。いずれの起業も、新しいことを世の中に提案したいという想いを貫き続けています。」


いかがでしたでしょうか。伊藤様は『自分がいなければ存在しなかったものを作る』というポリシーを原動力に、連続起業という決して楽ではない道を乗り切っていらっしゃるのだと感じました。

後編では、2度目の起業であるplayground株式会社が展開しているサービスや、今後の展望について伺っていきます。

後編はこちら
イベントのデジタル化で皆をハッピーに!Quick Ticketから進化を遂げるMOALAとは?【playground株式会社インタビュー後編】

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この記事を書いた人:

西田久哉

西田久哉

Vacks学生インターンです。最新の技術から匠の技まで、様々な技術について知ったり見たりすることが好きです。

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