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【イベントレポート前編】顧客接点をオンラインでアップデート!イベントとセールスの視点から紐解く

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こんにちは!Vacksの大久保です。

6月9日にPaid主催イベント「注目のSaaSベンチャーに聞く!顧客接点をオンラインでアップデートする方法」を開催しました。

本イベントでは、オンラインにおける顧客接点の持ち方をいかにアップデートするのか、EventHub山本様、ベルフェイス清水様、ファシリテーターとしてデロイトトーマツベンチャーサポート竹田様、以上3名のゲストをお迎えして、イベント視点とセールス視点から考えてみました。大事なエッセンスをまとめてレポートします!

▶イベントのアーカイブ動画はこちらからご覧いただけます。

▶イベントレポート後編はこちら

登壇者プロフィール

株式会社EventHub 代表取締役 山本理恵様

米国ロードアイランド州ブラウン大学経済学部・国際関係学部卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー サンフランシスコ支社入に社し、金融・医療・パブリックセクターのプロジェクトに従事。在籍中に認定特定非営利活動法人Teach For Japanへ出向する。 2016年に株式会社EventHubを設立。

ベルフェイス株式会社 事業企画室長 清水貴裕様

ベンチャーから東証一部上場グループと横断して、0→1の立ち上げを中心に新規事業責任者を歴任し、100社以上の営業支援や仕組み化に携わり、スピンアウトも経験。ベンチャー企業の取締役も歴任し、3年で売上5倍、社員数100名規模にまで育てた。数十社の営業コンサルテイングを行ってきた経験を活かし、2019年現職に。同社の事業企画室長として、アライアンスの取り組みから様々なイベントでの発信も行う。

デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社 Product Manager 竹田亮士様

six brain Co-founder。ITメガベンチャーでフードデリバリー事業の立ち上げやAD最適Vertical SaaS事業の立ち上げに従事後、デロイトトーマツベンチャーサポートでSaaS型マッチングプラットフォームsix brainの創業メンバーとして参画。SaaS、広告、マーケティング領域の事業立ち上げの経験を活かし大手経済新聞社にてSaaS連載を担当。

オンラインイベントで顧客接点を作るポイント

コロナショック以降、数々のイベントが延期、または中止に追い込まれました。そして新たなイベントの形として急速に広まりを見せたのがオンラインでのイベント開催です。

ウェビナーと言われるWeb上でのセミナーから、大規模な展示会、商談会、採用の合同説明会など、内容、規模など様々なイベントが開催されています。

オンラインのイベントに初めて挑戦する企業も多いなかで、株式会社EventHub 代表取締役の山本理恵さんにお話を伺いました。

今後重要になってくる理由

ここ数ヶ月の社会的状況からオンラインイベントへの移行を余儀なくされましたが、いわゆる「アフターコロナ」といわれるこれからの時代において、イベントのオンライン化は避けては通れないといえます。

◇遠隔からでも参加できる
東京で開催されるイベントへの参加は、遠方の人には大変難しいです。しかし、オンラインであれば、どこからでも参加ができます。(今回のセミナーもオーストラリアやアメリカからの参加が…!)

◇移動時間を削減できる
イベントに参加するための移動時間が単純に削減されるため、イベントに参加するハードルが下がり、イベントの集客も期待ができます。

オンラインイベントは集中力を維持する工夫をしよう

オンラインイベントは、オフラインと違う2つの特徴があります。

1.いつでも出入りができる
(参加者が必ずしもイベントの最初から最後まで参加している、とは限らない)

2.画面をずっと見るだけなので、集中力を維持させにくい

いかに飽きさせずに集中力を維持させるか、ということがオンラインイベントでのポイントとなります。

集中力を維持させる3つのポイント

1.ビジュアル的に飽きさせない仕組みを作る
・映像を差し込む、作る
・スライドの枚数を多めにする

2.コンテンツの構成を工夫する
・各セクションの長さを短くする

3.インタラクティブに進める
・イベント中に適宜質問を募集し、その場で回答する
・アンケートを実施し、結果をその場で発表する

オンラインでは、オフライン以上に集中力を維持させるための工夫が必要となるのです。

【質問】クローズドで開催する?オープンに配信する?

オンラインでのイベントが増えるにしたがって、様々なツールが活用されるようになりました。リアルタイム視聴やアーカイブ動画配信のツールもたくさんあり、その方法は大きく2つに分けることができます。


◇オープンな形で配信するツール

YouTube、Facebook、インスタライブなど、誰でも参加できる形の配信方法。多くの人にリーチできることがメリットである一方、誰が参加しているのかがわからないことがデメリットといえます。BtoCの業態のイベントで多く活用されています。


◇クローズドで開催するツール
ZoomやEventHubのような、視聴するために事前登録が必要な形での開催。事前に登録を要するため、誰が参加しているのかがわかり、リード顧客の獲得に利用することが可能。BtoB向けのイベントで多用されています。


目的に合わせたツールを選択することが大切といえますね。

これからオンラインイベントに挑戦する人へ

これからオンラインイベントに新たに挑戦したい、という企業、担当者の方に向けて山本さんからアドバイスをいただきました。

1.まずは小さな規模から始める
社内の勉強会や数十人規模の小さなイベントを積み重ねて慣れること、まずはやってみることが大切です。

2.コンテンツの作り込みに注力する
オフラインでコストをかけていた部分(会場費や、登壇者の交通費・招へい費)が削減できる分、映像やコンテンツへコストをかけることが可能になります。映像を差し込むなら映像会社に依頼し、しっかりしたコンテンツを作ること。また、オンラインという性質上、ターゲットをより絞ったコンテンツの発信もできるため、多くのコンテンツを頻度を高めて配信することも視野に入れてみましょう。

以上、イベントレポート前編ではイベントを中心にまとめました。
後編ではセールス中心にお届けします!

▶イベントレポート後編はこちら

※今後もPaidでは、ベンチャー企業で働く方々に役立つイベントを開催していく予定です。
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この記事を書いた人:

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