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【イベントレポート後編】BtoB成長企業に聞く!変革期にどう舵取りを行ったのか?<ゲスト:クラウドサイン・クラウドテック>

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こんにちは!Vacksの大久保です。

昨年12月17日にPaid主催イベント「BtoB成長企業に聞く!変革期にどう舵取りを行ったのか?」を開催しました。イベントレポート後編では、新型コロナウイルスの影響をいかに乗り越えるか、変革期のかじとりについてお聞きした内容をまとめます!

▶イベントのアーカイブ動画はこちらからご覧いただけます。

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新型コロナウイルスの影響は?

いくら事業を軌道に乗せている企業でも、新型コロナウイルスの影響はゼロではありませんでした。まず両社が共有して捉えた社会の大きな変化がありました。

まずは、この情勢で「社会が傷んでいる」と表現する橘さん。事業としてはプラス成長を遂げたが、社会が傷んでいることは自分にとっても周りにとっても心理的なストレスだったと話します。

労働環境にも大きな変化が起きています。例えば旅行・飲食関連、あるいはお客様がその業界にいらっしゃるフリーランスの方は仕事を失うこともあったはず、と中山さん。リモートワークの環境を誰しもがすぐに用意できるとも限らないとも指摘されました。

あらためて振り返る、事業の成長要因

ではそうした変化に見舞われた2020年が終わろうとする今(イベント時点)、経営を握る立場から見てどのあたりが成長要因として浮かび上がるでしょうか?

素早い判断と動き出し

「新型コロナウイルスの影響が大きくなる前、2月頃には動き出していた」とクラウドテックの状況を説明する中山さん。当初「常駐してほしい」という意向だった企業含め、全クライアントに対してリモートによるメリットやリスク回避の重要性を啓蒙する提案活動を実施したのだそうです。一歩先を行く動き出しが、マイナスに巻き込まれない要因だったと振り返りました。

経験談を話せる強さ

クラウドテックの場合、コロナ禍以前から自社の人事制度として「フルフレックス・フルリモート」を導入していたそう。すなわち、従業員がいいところも悪いところも経験しているがゆえ、「弊社だったらこうやって対応していますよ」というところまでがすでに話せる状態にあったのです。他社と比べて各々が「経験」を持っている強さが光ったに違いありません。

古き良き文化との折り合い・継承はいかに

新しいことを始めたり、従来の文化にメスを入れようとすると、「文化の保護や継承」についての議論が起こります。クラウドサインも例にもれない状況でしたが、橘さんのお話からは確かな信念が浮かび上がりました。

必死になって令和のテクノロジーを作り上げる

「これまで育まれてきた“はんこ文化”を壊しにかかっているのでは」という声に対し、橘さんは自身の考えを次のように話しました。

「締結というツール・テクノロジーとして、150年前すなわち大久保利通などがいたような明治時代において作られたのが「はんこ文化」です。当時としては便利なイノベーションツールでしたし、印鑑による締結というテクノロジーを必死になって浸透させたのが当時の方々でした。
ですから、私たちとしては彼らが成し遂げたのと同様に、令和のテクノロジーを作り上げていくことこそが敬意だと捉えています。大偉業を尊敬して、必死になってこの事業へ取り組むことこそが文化継承だと考えています。」

信じて公に発信し続ける

いくらそうした熱い思いを持っていたとしても、法に則さないことには全面的な普及も頓挫しかねません。ただ「いつか法律は必ず変わるものだと思っていた」と話す橘さんは、その考えを揺るがすことなく、公への発信を続けました。2020年5月にも内閣の会議に出席し、国民の声そして今後において必要なテクノロジーを陳情させてもらったといいます。

オンライン・オフラインの使い分け

イベントも終盤に差し掛かり、オンラインサービスを主とする両社に「オンライン・オフラインの使い分け」を尋ねると、業務推進におけるカギがありました。

社内ではオンラインとオフラインをミックスしたスタイルを取っていると話す中山さん。その判断軸をマトリクスで表すと、一方の軸は「関係構築ができているか」、もう一方は「創造的な仕事なのか(ルーティーンなのか)」。組織や業務による的確な判断を促します。

「今の時代はオンラインが先行して企業としては当然」と前置きしつつも、「オフラインの方が生産性は高い」という考えを明らかにした橘さん。オフラインの方が人は仲良くなれるし、得られる情報量が多くて結果生産性が高いと感じているといいます。

変革期にどう舵を取るべきか

2020年は誰しもが想定してないような1年を強いられ、大変革期となった企業も多いことでしょう。今後も含めて、そうした時代に強いサービスにするためのポイントを伺いました。

絶えず変える・変わるということを文化にする

「Be Agile」を企業バリューのひとつとするクラウドテックについて、中山さんは次のように話しました。

「“安定している”ってある種いいことだけれど、組織が硬直的だと変化に対応できないという側面もあって。変化が必要な場面でも変われなかったり…。ですから、変革期かどうか関係なく、絶えず変えるということを文化にしていくことを肝に銘じています。」

これに次いで、橘さんも「明日何が起こるかは誰にもわからない。変化に早い、組織体としていかに強くあるかが重要」と付け加えました。

事業のなかに“遊び”を持つ

事業として投資する10のうち2くらいは「よくわからないけど面白そうな部分」「わからないけど当たったら大きそうなところ」に費やしてもいいのでは、と中山さんは提案します。時にはメインとは違う事業モデルを軽く試してみることで、後々役に立つことがあると実感を込めて話しました。

最後の質疑応答の中で、「法は変わるべき、法は常に間違えている、と言われている」と話した橘さん。世の中の「絶対」も遠からず変わってしまうことがあるし、またそうして然るべき側面があることを象徴する一言かもしれません。いかに考え、いかに舵を切るか―。変革期においても強く、長く成長し続けられる企業体であるために、重要なヒントをたくさんいただきました。

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